2024年11月9日(土)開催決定の「第4回 川口花火大会」。
川口商工会議所が昭和27年から昭和34年まで「荒川納涼花火大会」として開催して市民の心を和ませ、2019年に「人とまちを笑顔でつなぐ川口花火大会」として復活したこの川口花火大会。
待ってましたと!心躍る川口市民の方も多くいらっしゃると思いますが、はたして、わんちゃんたちにとってはどうでしょうか。
わんちゃんは、音や光に敏感な生き物で、特に花火のような大きな音や強い光には恐怖やストレスを感じやすくなってしまいます。
これは、世界各国の動物福祉団体からも花火大会についての危険性は訴えられており、イギリスの代表的な動物福祉団体「RSPCA」でも、花火大会が動物たちに与える危険性について警鐘を鳴らしており、
毎年花火大会に関しての問い合わせが数百件寄せられ、2018年には411件もの問い合わせがあったそうです。また、60%以上の犬が花火に対して恐怖を感じている
https://wanpedia.com/fireworks/
と発表しています。
普段大人しいわんちゃんでも、近くで打上げ花火や花火大会などが開催されていると、突然豹変して凶暴化したり、噛みついたりすることも珍しくありません。
私も過去に、親戚の家の屋根から花火大会が間近で見れると誘われ、友人数人と遊びに行ったところ、花火大会の一発目の花火が上がった際、親戚の飼い犬の柴犬に私の友達が噛まれ大ケガをしたことがあります。
そんなこともありますので、花火大会にわんちゃんを連れて行ったり、ご自宅に友人や親戚を招くことは避けてたほうがいいかもしれません。
改善策として、花火大会が始まる前までに、室内で音楽をかけたり、花火大会の動画を見せたりして慣らせておくことをお勧めします。
特に窓から花火大会が見れる環境でない場合は、窓を閉めてロックをし、カーテンを閉めて、安全のためワンちゃんをケージに入れておきましょう。
また、パニックを起こして壁にぶつかったり、脱走したり、予測不可能な行動をおこすこともあるので、ケージに入れない場合は、その時間リードをつけておくのもいいかもしれません。
花火大会当日のわんちゃんの様子としましては、
- 隠れようとする
- 逃げ出そうとする
- 震えている
- 心臓がいつもよりドキドキしている
- 呼吸がいつもより早い、口を開けてハーハーと呼吸している
- 落ち着きなくなくウロウロと動き回る
といった行動が見られることが多いようです。また、恐怖によるストレスで、
- 下痢や嘔吐
- 食欲不振または異常食欲
- よだれを垂らす
- 足先を噛んだり尻尾を噛むような自傷行為を行う
などが多く見られるようです。
待ちに待った川口花火大会!わんちゃんとご相談の上、楽しく過ごしましょう!
コメント