当店のペットホテルでは、すべてのわんちゃんや飼い主様が安心してご利用頂けるよう店内の空気洗浄や消毒といった衛生管理だけでなく、わんちゃんにケガや体調不良を起こさないよう徹底した安全管理に努めております。朝の安全朝礼から夕方の業務引継ぎまで、スタッフ一丸となって取り組んでおります。
もくじ
衛生管理
店内空気洗浄・消毒液
主に病院や介護・福祉施設、保育園、学校、ホテル、スポーツジムなので使用される除菌消臭水「次亜塩素酸(ジアファイン)」をドッグカフェだけではでなく、ドッグラン、トリミングルームで噴射機を用いて使用しているため、ペットの独特の臭いを消し去り、店内空気の除菌・洗浄を行っております。
次亜塩素酸(ジアファイン)とは、99.9%「水」でつくられた安心で安全な商品です。塩酸を使用していないため金属腐食も水程度、機器への影響も少なく、安心して ご使用いただける高品質の除菌消臭水です。菌からウイルスまで幅広い除菌範囲について検証済。臭いの原因物質を除去するため、臭い戻りもありません。 赤ちゃんからご高齢者、ペット、食品など様々なシーンにて使用できる安全性の高い優れた商品です。
定期清掃・モップがけ(消毒)
定期的に店内を清掃するだけではなく、上記で説明した次亜塩素酸(ジアファイン)を水で希釈しモップで床の清掃を行っております。また、わんちゃんがおしっこしたりうんちをした後はそれらを直ちに片づけた後、原液スプレーで除菌・消毒を行っております。
安全管理
朝礼・引継ぎ報告
朝出勤してきたスタッフに、宿直スタッフは前日の夕方から朝方にかけてのわんちゃんの様子や状態を伝え情報を共有します。夕飯はちゃんと食べれていたか、うんちの状態やおしっこの回数・色はどうだったか、しっかりと睡眠はとれたかなどを正確に伝え引継ぎを行います。
危険予知活動
死亡事故や重大事故が起こりやすいとされている建設現場において、日々行われている安全活動の中に危険予知活動(KY活動)というものがございます。預かったわんちゃんの特徴やお客様との問診で得た情報を元に、どんな危険が潜んでいるか、どんな事故やケガが起こる可能性があるかを事前に予測し記入、それらをスタッフ全員で共有し安全に努めます。長年建設現場で監理を勤めた当店のオーナーが取り入れた安全活動の一環です。
例えば、心臓病のお薬を夕飯時に飲む必要があった場合、飲み忘れという危険を防ぐために、
- 夕飯の時間にスマートフォンのアラームをセットする
- ご飯に薬を入れる際、2名以上でダブルチェックを行う
- ご飯に薬を入れた際、写真を撮って記録し、飼い主様に画像を送信する(安心)
- 食べ終わるまで、確実に薬を飲みこむまでその場で見届ける
といった行動をとれば確実に防げそうです。それが、危険予知活動です。
ヒヤリハット
画像引用元:学研ココファイン
ヒヤリハットとは、あと一歩で事故を起こしそうだったヒヤリとするような状況のことを刺します。このヒヤリハットを減らすことで、お預かりしているわんちゃんへの事故を減らせる可能性があり、ヒヤリハットの事例をスタッフ全員で共有することで未然に事故を防げるようになること目的としています。
例えば、わんちゃんがスタッフのイスに飛び乗ってしまい(転落する可能性がある)ヒヤっとした場合。
今後の対策として、
- ドッグランにイスを持ち込まないよう徹底する
- イスの周りに柵を設けてわんちゃんが入れない(イスに乗れない)ようにする
などを記入し、スタッフ全員で共有し事故を未然に防ぐよう努めます。
ダブルリード
わんちゃんの散歩の際、脱走防止策として首輪とハーネス両方にリードをつけます。また、わんちゃんの首への負担を軽減するためにハーネスの側でリードコントロールし、首輪のリードはあくまでも補助的に用います。
一日2回の報告
午前と午後で一日最大2回まで画像と動画つきで飼い主様(もしくはご家族のグループ)にLINEで報告します。これにより、外出先でもわんちゃんの元気な姿や現在の状況が手に取るように分かり安心することができます。ペットカメラなどは便利ですが、万が一の際すぐに対処できないため、当店の画像・動画付きのご報告は大変好評を頂いております。
生活管理
わんちゃんの一日の生活において、下記項目を記録し飼い主様に正確にお伝えします。
- お水は飲めているか
- 排泄の時間・場所・状態(正常・ややゆるいなど)
- 朝食の時間・担当者・食べ具合(完食したかなど)
- 朝散歩の時間・担当・様子(元気・乗り気ではなかったなど)
- 午前報告の時間・担当者
- 夕方散歩の時間・担当・様子(元気・乗り気ではなかったなど)
- 午後報告の時間・担当者
- 夕食の時間・担当者・食べ具合(完食したかなど)
- 就寝時間・起床時間・様子
リマインド
ペットホテルでは、チェックインの前日の午前に、お客様がうっかり予定日時を勘違いしたりお忘れすることがないようご連絡を差し上げています。これにより、チェックイン日時だけではなく、わんちゃんのご飯の準備や必要なものを忘れないようにすることができます。
お礼メール・健康確認
ペットホテルをご利用して頂いたお礼と共に、ご自宅に帰ってからのわんちゃんの体調を確認させて頂いております。下痢をしていないか、元気はあるか、変わったことはないかなど、次回のために参考させて頂いております。
夕礼・引継ぎ報告
日勤を行ったスタッフが、宿直のスタッフに当日の朝から夕方にかけてのわんちゃんの様子や状態を伝え情報を共有します。お散歩や十分な運動はできたか、うんちの状態やおしっこの回数・色はどうだったか、しっかりとお昼寝はできたかなどを正確に伝え引継ぎを行い夜を迎える準備をします。
室温・湿度管理
室温22~24度前後、室温50%程度で管理します。人間にとって、適温と感じる温度がわんちゃんにとっても快適な温度と言われています。状況に応じて、室温・湿度の調整も行います。
24時間スタッフ常駐
日中は2名以上のスタッフが、夜は1名以上のスタッフが常駐してわんちゃんを見守ります。就寝時にはフリースペース(ドッグラン)に折り畳みベッドを設置し、わんちゃんの近くで管理できる体制をとっています。これにより、夜中に起きる万が一の事態に備えることができます。
専門知識のあるスタッフ
ホテルスタッフは動物系の専門学校を卒業、またはペット系資格を有した専門知識のあるスタッフが大切なわんちゃんのお世話をします。ペットホテルの業務は、重要な管理業務となりますので、『犬を飼ったことがある』だけでは管理できるとは限らないからです。
個人情報保護
SNS投稿
わんちゃんの楽しそうな日常をたくさん写真に収めてInstagramといったSNSなどに飼い主様の許可を得た上で投稿しますが、宿泊時には投稿しません。家を留守にしていることが予測できてしまうため、安全上・防犯上、数日経ってから投稿をしています。
シュレッダー
お泊り時の記録や個人情報が含まれるものはシュレッダーにかけ事業用ごみとして廃棄処分しています。