わんちゃんと長年一緒に暮らしていると、ある時期から「老けたなぁ」と感じることが増えてくるかもしれません。
若いうちは、少しずつ「できること」が増えていくのに対して、シニア犬になってくると、少しずつ「できること」が減ってきたり、若い時期と比べて無気力に見えたり、億劫に感じて行動が減ってきたりします。
そんなシニアのわんちゃんに、飼い主様もできることはたくさんあります。
足腰が弱くなってきているので、歩いたり立ち続けたりすることが困難になってきたりしますので、靴や靴下を履かせたり、肉球に貼るシールなどでグリップ力を上げることが効果的です。
これらにより、フローリングや滑りやすい素材の床でも踏ん張ることができ、足腰への負担は格段に減ります。
その他にも、段差部にスロープを設置して間接への負担を減らすこともできます。
また、仔犬の頃と同じように休憩の時間が増えてきますので、睡眠の質を良くするために、ベッドを良質なものに変えてあげてください。
お散歩の際は、わんちゃんのペースに合わせてゆっくり歩いたり、いつもと違う道を選び新しい匂いを嗅ぐ機会を増やしてあげると喜ぶかもしれません。
散歩を嫌がったり、歩けないわんちゃんの場合は、抱っこして歩いて外の景色や空気に触れることも大切です。
まだまだこらからの命、わんちゃんとの時間を大切にお過ごしくださいませ。
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